メキシコ旅行記⑩国立人類学博物館
メキシコシティは街全体が見どころみたいなものですが、その中でも絶対に外せない場所と言えば”国立人類学博物館”です。メキシコ各地から出土した遺跡の一部や、土偶、壁画が1日では見切れないくらいの量で展示されています。考古学好きにはもう居ても立ってもたまらない場所です。
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我々一般人にとっては大半は謎の粘土細工。来るまでにだいぶ予習をしてきましたが、なかなか見どころがわかりません。そもそも高校の時の世界史では中米で栄えた古代文明について教えられることはほとんどなかったと思います。なので、ほとんどの人が、アステカ文明もティオティワカン文明もマヤ文明も一緒になってると思います。これらはメソアメリカ文明という大きなくくりではありますが、それぞれ時代も栄えた場所も違います。
いつか再訪する日があることを期待して今回は展示物をざっと眺めていきます。
国立人類学博物館。この先に大量の展示物が待っています。
先日訪れたティオティワカンの展示。当時の様子が再現されています。
個人的にツボったマヤ文明の出土品。ベイジングアエイプと勝手に名付けました。似てますよね。
ムー読者にはおなじみの太陽の石ことアステカカレンダー。人類は2012年12月に滅亡する!ということになってますが、そもそもこいつカレンダーですらないという話です。
マヤ文明の出土品だったと思うけど、よくわからない石造。デザインはなかなか。
上半身を起こして膝を曲げた姿勢のチャック・モールと呼ばれる像。メソアメリカ文明ではメジャーなモチーフで神への生贄を運ぶ存在だそうです。
これはスプリガンに出てきたあれか?それともジョジョのあれか?と思わせる翡翠の仮面。
西海岸のシエラ・デ・サン・フランシスコ洞窟の岩絵のレプリカ。これはロマンあります。
まあ、なんかよくわからないけど楽しい物体はたくさんありました。もっと勉強してから来るときっともっと楽しいと思いますので、いずれリベンジしたいと思います。
入口にはメキシコを代表する画家フリーダ・カーロの作品が展示されています。
くらっきー
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