2019年秋益子陶器市~2019年11月4日~
益子陶器市は毎年5月のGWと11月の連休に栃木県芳賀郡益子町で開かれる大規模な陶器市です。毎回50万人の人出になるレベルらしく、東京、秋葉原からも直通の臨時バスが出ます。
僕の住む宇都宮からはだいたい20kmくらい。クロスバイクならちょっとお出かけくらいの距離です。
さてそもそも益子焼とはいったいどんな焼き物なのか。まったく予備知識がないのでまずはお勉強から。
↓益子市観光協会HPへのリンク
http://www.mashiko-kankou.org/pottery/
茨城県の笠間市にルーツのある焼き物で鉢や水がめなどの日用品として発展。特徴はゴツゴツとした土の質感があり、厚手でぽってりとしたデザイン。宇都宮の知人と話をした時も「ぽってり」という表現を使っていました。
今回は長年使いこんでそろそろ限界を迎えそうな丼茶碗の代わりを探してみようと思います。

まずは自転車を止める為に笠間駅へ。駅舎はいかにもな感じです。


駅に着いた時にちょうどSLがやってきました。間近で聞く汽笛は大迫力。

自転車を駅に止めて陶器市の会場まで人の流れに任せて歩いていくと、何やら趣のある建物を発見。

日下田藍染工房。
〒321-4218 栃木県芳賀郡益子町城内坂1
藍染の工房でした。自由に見学可になっていて多くの人が見学していました。この建物は江戸時代に建てられた建物で日下田邸として県の指定文化財になっています。

何がどうなっているのかはわかりませんが染料が貯めてあります。

風になびく藍染からは日本らしい趣を感じました。SLとここだけでもすっかり満足なのですが、今日の目的は陶器市。日下田藍染工房の目のまえからずっとテントが連なっていて、かなり規模が大きいのがわかります。



うおおおおおおおお、どこまでも陶器のテントが続きます。いったい何店舗参加しているんだこれ?!人も多いんですが、お店も多いのでそんなに人込みが気になりません。つか、これは1日では見きれない~~~。
彷徨う事2時間。うわ、どれもこれもかわいいし、かっこいいし、いやもうどれも同じに見えてきた、どれを買うべきか。。。
そんなこんなで選んだのは4点。

まずはコーヒーカップとソーサーのセット。
(どろんこ工房 栃木県芳賀郡益子町前沢887)
ベージュの下地に控えめな白い花。繊細さとかわいらしさでとにかく目を引きました。マグカップ使うことが多いのですがこれは衝動買いです。「嫁の為に買いました 」と言える日が来て欲しい。


今回の本命の丼茶碗
(木村製陶 木村拓也 木県芳賀郡益子町七井2382-6 )
選んだ理由はシンプルだけど見てて飽きない。お茶漬けに映えそう。


お皿2転
(大野 幸博 木県芳賀郡益子町益子4264-18)
青がカジュアルな感じで普段使い出来そうだったのでセットで購入。カジュアルだけど個性を感じました。
しかし人込みを覚悟して行ったのですが、そんなに込んだ感じもなく、じっくり選ぶことができました。イベントとしては当たりだと思います。益子町は工房の町として全体的におしゃれ度が高く、雑貨屋さんやレストランもけっこう気になりましたので、陶器市のない時にまた再訪したいと思います。
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