2022年8月タイ旅行③ピンクガネーシャ

2022年9月21日


バンコクからちょっと郊外にでかけてみよう。そんな時はバンコクの各所にある長距離バスターミナルへ。ビーチリゾートのパタヤや、今回の目的地チャチュンサオ県に向かうにはエカマイにある南バスターミナルが出発地点になる。エカマイのバスターミナルはBTSエカマイ駅の目の前でアクセスも便利。

今回の目的地はバスで1時間ちょいのチャチュンサオ県。そこには通常の何倍もの早さで願いを叶えてくれるという幸運のピンクガネーシャ像があるという。よる年波とともに衰えていくちんこ体力の回復を願い、いざ会いにゆかん、幸運のガネーシャ。まずはエカマイのバスターミナルの窓口No.18。ご丁寧にカタカナでピンクガネーシャと書かれてあるので、すぐに窓口は見つかる。

チャチュンサオにつくと、バスターミナルにはトラックを改造した乗り合いバス、ソンテウが何台も並んでいる。ピンクのガネーシャがあるのはワットサマーンラッタナーラームというお寺。しかし、ここは国際都市バンコクではなく、田舎町チャチュンサオ。日本語はもとより英語の表記もなく、目的地へ向かうソンテウを探すのはなかなか難しい。係員ぽいおっちゃんがいるので「ガネーシャ?」と聞いた方が早い。

これがワットサマーンラッタナーラーム行きのソンテウ。6265-2線、チャチュンサオ、ワットサマーンと書いてある。

お寺に向かう道はのどかな田舎道。エアコンではない自然の風は気持ち良い。

ソンテウに30分くらい乗っただろうか、やがて、それは現れた。。。

三面の象に乗ったシヴァ。ヒンズー教における三大神の1人。ここがワットサマーンラッタナーラームの入り口になる。

シヴァの横にはヒンズー教の悪神ラーフ。太陽と月を飲み込んで日食や月食を起こす不死の神。タイのヒンズー寺院に行くと、だいたいこの丸呑みモチーフの像が飾られている。

近くにはセブンイレブンやドラッグストアのチェーン、ワトソンズもある。寺というよりも、もはや小さな村。ここからガネーシャまでは屋台や土産物屋、食べ物屋がずらっと並ぶ。そしていくつもの怪しげなオブジェが。。。

なんか見たことあるけれども、きっと藤子不二雄先生も広い心で許してくれるだろう。。。

君も見たことあるけど、石ノ森章太郎先生もきっと目をつぶってくれるはず。。。

屋台で油揚げ的な食べ物を売っていたので、ちょっと興味で買ってみたら、油揚げでもなんでもなく、激甘ハニートーストだった。砂糖たっぷり、中毒性の高い偏差値の低い旨さ。

小坊主もマスクで新型コロナ警戒中。

牛は神様の使いなので、その辺を我が物顔で散歩。奈良の鹿みたいなもんかな。

それにしても、、、目的地が近づくにつれ、どうしても視界に入ってしまうのだ。巨大な奴が。近くにいかなくても有無を言わさぬ存在感。お参りのセットを買って、いざ、眼前にその巨体を拝むと。。。

デカイ。

ひたすらにデカイ。

とにかくデカイ。

若干ムカつく、えらそうな態度だが神様だけにしょうがない。それにこの神様はきっとワイのちんこ健康を元気にしてくれるはず。

のガネーシャ。直接願い事を言うのではなく、下僕のネズミにむかって願いごとを言う。ガネーシャの周りには色違いのネズミが配置されており、自分の誕生日の曜日にちなんだ色のネズミに向かって願い事を言う必要がある。誕生日の色は下記の通り。

日曜日…赤

月曜日…黄

火曜日…ピンク

水曜日…緑

木曜日…オレンジ

金曜日…水色

土曜日…紫

誕生日の曜日は下記のサイトで簡単に検索できる。

https://keisan.casio.jp/exec/system/1177638326

なお、めんどくさがりの人の為にすべての誕生日をカバーするオールマイティのネズミの像がガネーシャの書面にあり、みんなここに願い事を言ってる様子。願い事をする時はネズミの耳を塞いで、願いごとを唱える。

ワイも全力で願いごとを唱えた。

ちんこちんこちんこちんこちんこちんこちんこちんこちんこいつまでも健康でいられますように!

願い事が今晩にでも叶うことを期待してワットサマーンラッタナーラームの境内を散策。しかし境内というか、ここは何でもありのアミューズメントパーク。

川に浮かぶ巨大な蓮。

ガネーシャよりも巨大なブラフマン像。

おまえは、、、ヒンズー教関係ないよな。。。

蓮の上から三体の巨像を眺める。怪獣大進撃といった感じでカオスすぎる。。。

タイの寺院は仏教寺院なのかヒンズー教の寺院なのかよくわからない寺院が多い。仏教のお寺だけど、縁起がいいのでガネーシャはセーフとか、ゆるいお寺が多い。そもそもこのワットサマーンラッタナーラームも正直なおことを言うと、何教の寺院か自信がない。ヒンズー教にみせかけて明らかにおかしな神様が何体もいるのだ。神仏習合にも似たタイの宗教独自の進化があるのか、どのようなルールで神像が配置されているのか、いろいろと想像力が膨らむ。いずれにせよ、タイの神様は寛容でその辺は気にならないのだろう。おまけに著作権にも寛容らしい。。。

旅行記

Posted by くらっきー