映画レビュー9.”ホームステイ~僕とボクの100日間”

2020年4月11日


僕がタイ映画の最高傑作だと思ってる”バッド・ジーニアス”の制作チームが作ったと聞いて、期待値最高で見に行った映画。”バッド・ジーニアス”でパット役を演じたティーラドン君が主演。原作は日本の小説、森絵都の"カラフル"。しかし、いろんな意味で目立ってたのはヒロイン役のBNK48のチャープランちゃんだった。

いや、彼女めちゃくちゃかわいいんや。きっと日本のAKBなら山本彩姉的な魅力の持ち主だと思う。だがその演技は。。。事前に読んだ監督インタビュー記事で「チャープランは演技の経験がなく、最初は酷かったが、ものすごい勢いで吸収していった。すごい才能だ。」といったようなコメント見たので、まあ、推して知るべしとは思ってたんだけど、完全に上を行った。もちろん悪い意味で。

まあ、そこには目を瞑ったとして、映画の中身!

記憶を無くした主人公に与えられたのは見ず知らずの高校生の体。彼の前に現れた"管理人"を名乗る不思議な人物から、自殺した高校生の人生を引き継いで、100日以内に自殺した原因を突き止めたなら彼の人生を引き継げる、という条件を与えられる。ファンタジー要素を盛り込んだちょっと難解なミステリー。

序盤はティーラドン君とチャープランちゃんのイチャイチャをたっぷり見せつけられ、中盤、真実が次々に明らかになるあたりからいっきに引き込まれる展開。出来はすごくいいので、エンタメ映画としてはしっかり楽しめる内容かなとは思う。

かわいいんやで!